受験勉強が自分事になったのは、親が見守ると決めたときだった

学び
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「うちの子のやる気スイッチってどこ!?」

「常に接触不良なんですけどー!!」

世のお母さんたち、このように思うことはありませんか?(ありませんでしたか?)

これ、わたしの最近までの叫びです。

わが子は、娘と息子2人。

娘は小さい時から向上心が高く、学ぶのが好きなタイプでしたが、息子たちは違う!

長男の高校受験。本当に勉強が嫌いな子で、高校もどこでもいい、というタイプ。

やる気スイッチを探しまくるも、すべて空振り。

本当に親として不安で、無力で情けなく感じていました。

なんで勉強しないのー!どこまで終わったの!?

と、怒鳴ったりゲームや漫画も全部隠したり、いろんなことをしました。

当の本人は塾の日を忘れたり遅刻したり。

やる気はほぼゼロ。

中学受験を控えた次男は、自ら受験を望んだのでさすがにそこまではありませんが、塾の課題が進みません。

難しいから逃げてTV見ちゃったり・・・

でもね、こんな息子たちにも、ちゃんとやる気スイッチは存在しました

今回は、わたしのように苦しむお母さんたちへ励ましのメッセージ。

大丈夫!あなたのお子さんにもやる気スイッチはあるよ!

でもあなたの行動を変えた方がいいかも?

少しでも参考になれば嬉しいです。

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「やる気スイッチ」は目的が見つかれば入る

息子2人も、娘がペースダウンした時も。

振り返ると、受験する「目的」がしっかり頭にある時はいい感じでした。

書いていて思いますが、当たり前ですよね。

大人だってそうですよね?

仕事する目的、ダイエットする目的。

やる気が出るのは「目的」があるから。

でもなぜかその大前提を忘れて

「さっさと勉強しなさい!」「いつまでゴロゴロしてんの!」

って言っちゃうんですよね~。

受験の「目的」が見つからないときは?

問題はこれですよね。

とりあえず高校は行かなきゃだから受験するけど、別にどこでもいいや

これ長男です。

わたしも、わが子を信じたい気持ち半分、投げやりな気持ち半分でした。

そこで中3の夏休みちょい前くらいから、車で高校巡りをしました。

場所の確認レベルですが、その時点の息子の偏差値で行けそうな学校です。

そうすると、遠かったり通いにくかったりというのもありますが、しょうがない。

ゆいほ
ゆいほ

どこでもいいんでしょ?

これが功を奏し、うっすらと高校選びの「目的」が息子にわきました。

「3年間通う」という現実に直面したとき、面倒くさがりな性格がいい方に発動しました!

「乗り換えとか面倒でいやだ、朝早いのは無理、家から近い学校がいい。」

ある意味これも立派な、本人にとっては切実な「受験校選びの動機」になりましたね。

学校選びの本で見ているうちは、ピンとこないから息子の心は動きませんでしたよ。

次に次男。

親が見ていても話を聞いても、どうして受験したいのか動機が弱すぎました。

たぶん姉が憧れなので、後を追っているのかも。

いつまでも受験勉強が「自分事」にならない次男ですが、長男で苦労したのでわたしももう、びくともしませんね。

でも数日前。真剣に
「姉や兄と違い、心底あなたに関しては親としても受験がいいのかわからない。自分で決めて」

と伝えました。

突き放す気持ちはありませんが、本当にわからないので素直に伝えました

結果、この言葉でスイッチが入ったみたいです。よかった~。

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「やる気スイッチ」が入った勉強の「目的」

長男の「やる気スイッチ」

とにかくたくさんの学校説明会に参加しました。

そこで「生徒」をよく見るように伝えたところ、中学生への対応力などの部分で。

気が利かない、ありえない、悪い意味で何も感じない。

など、明らかに入学してもつまらないだろうということがわかったみたいでした。

そんな学校に、大変な思いをして通う理由がわけわからん!

ということでしたね。

学校を消去法で選んでいったら、学力をあげるしか道はないと気づいたのです。

少し頑張れば手が届く高校がある。
人に言っても恥ずかしくないレベルの高校である。
そこを狙いたい!

と忘れていたプライドが蘇った瞬間でした。

口でいくら親が言ってもダメですね、体感させないと。

それは痛感しました。

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次男の「やる気スイッチ」

いつまでも勉強が「他人事」で、受験に落ちたら親が困るとでも思っているかのようでした。

別に困りません。本当に。

だから息子にハッキリ伝えました。

あなたのいい面が出ている時はお姉ちゃんみたい。
弱い面が出たら中学時代のお兄ちゃんみたい。

上二人は、親が性格を見抜いてハッキリといつ受験するかを決断できた。

でも3番目のあなただけは、本人の意思次第でどっちにも転がりかねない
親はどうしてやることもできません。
自分で考えて行動してください。

この話をした翌日から、次男の行動がガラッとかわりました。

たぶん受験勉強が「自分事」になったんだと思います。

塾の自習室は中学生のおしゃべりがうるさいから、行きたくない。

だから毎日図書館で勉強をするようになりました。

友達を誘ったり、いなければ一人でも行くようになりました。

朝も起きたらすぐ勉強しています。

そしてすっごく頭のいい友達が解けなかった問題を解けた!

という経験を2回ほどして、勉強が楽しくなってきたようです。

(基礎学力がついたんでしょうね)

ゆいほ
ゆいほ

こんなに変わるものなのね!

次男が「やっぱり受験したい」と思った理由は
「知的な会話や雑談がしたいけど、友達が子どもっぽすぎてつまらない」

ということでした。
上二人と年が離れているので、そういった会話に慣れちゃっているんですね。

姉や兄の学校での出来事の雑談は、いつも刺激(学び)があるのでしょう。

そういう会話がしたい、そういう友達がいい。

受験して受かれば、少なからず頭がいい子たちの集まり。

知的好奇心をくすぐってくれる仲間ができる、と思ったみたいでした。

そこが「受験する目的」だと気づいたんですね。

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親はどうすればよかったのか?

親が子どもの「やる気スイッチ」をさがしまくって、あれこれ「言うこと」は効果がないような気がしました。

なぜなら、良かれと思ってもきっと「ネガティブなことば」を発している可能性が高いからです。

どこか責めるような言い方になってませんか?

成功の秘訣は「やる気スイッチを見つけてあげよう」という執着を手放すことですね。

そっちを頑張るより、ここの学校に受かったらこんな可能性が出てくるね。

こんな楽しい経験ができそうだね。

といった、メリットをどんどん教えてあげる方がいいと思いました。

学園祭などに足を運ぶのもいいですよね。

それか長男の場合のように、頑張らなかった場合の現実を「言う」のではなく「体感」させるか。

「やる気スイッチ」を見つけることに親が必死になると、視野が狭まります。

いい意味で諦めというか、わが子を信じて「待つ」「見守る」という姿勢でいることが、お互いのためだと思いました。

これが母親にとってどれだけ怖くて、きついことか、よくわかっています!

でも子どもに「勉強頑張れ!」というならば、親は「忍耐を頑張れ!」なんですよね~。

まとめ:親は子の「やる気スイッチ」を探さなくていい

3人育ててきて、性格もそれぞれですが共通して言えることは

・「やる気スイッチ」は誰にでもある

・親は「勉強しなさい」というより、「見守る」ことが大切

・何か言いたいなら、勉強する「目的」に気づかせてあげる発言がオススメ

これがわたしが体験から得た結論です。

あとは、中学生なら親より第三者の年上の言葉のほうが効果あると思いました。

塾の先生や先輩とか。
わたしは先日、親友の娘さんとたまたま話しました。(長男タイプ)

親友(母親)には勉強に関しては反抗的のようですが、真剣に食い入るように話を聞いてくれましたよ。

 9月に入り、受験生の親は焦りも出てくることでしょう。

わが長男は9月から本気で受験勉強を始めて、なんとか受験に間に合いました。

目的にロックオンしたら、本当に成長が早い!

ですから、もしお子さんに「やる気スイッチ」がないんじゃないか?と思っても。

お子さんを信じて見守る努力をしてみてくださいね。

お金の心配もありますが、どこに受かったかより

「受験勉強とどう向き合ったか、後悔なくやりきったか」

ここが学校名より、長い目で見たら絶対に大事な学びのはずです。

わたしも次男の結果がどうなるかわかりませんが、やり切る姿を見ることが一番の楽しみになっています。

以上、ゆいほがお伝えしました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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