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あなたは「補欠合格候補者」です。
受験の結果がこちらでした。
ありがたいけど、はっきりしない日がまだ続くのかと思うと、なかなかきついです。
例えるなら出産予定日を過ぎても、なかなか生まれてこない感覚。
しかし、末っ子にとっては「合格」でも「不合格」でもなく。
「補欠合格」というのが絶妙に良かったなと、親としては思いました。
今回は、その理由とわが子の反応をお伝えしたいと思います。
似たような境遇の方の参考になれば幸いです。
「補欠合格」という宙ぶらりん期間
わが子の本質を知ることが出来た
合否を見た時、不合格じゃなくてよかった!
という思いは親子ともどもありました。
そして末っ子がどんな反応をするのかと思っていたら、意外な反応だったのです。
手を叩いて喜んで大笑いしたと思ったら
「いいね~!オレこういうの大好き!」
と。さすがにわたしは驚きました。
でも息子は受験以外でもこれまで何回か。
普通なら諦めるような場面で大番狂わせをしてきたことがあるのです。
その自信があるのか、絶対最後は受かると思っています。
わたしに似て息子も
みんなが諦めるような場面になるほど燃えるタイプだと気づけました。
周りが「もうダメだ」と言ってるときに
ひっくり返せたら面白いよね!と思うんですよ。
どの中学がいいのか、改めて考える時間
最後の最後まで、なぜ中学受験したいのか。
なぜその学校に行きたいのか、強い動機が親としてもわかりませんでした。
あまりに理由が浅くて、言語化できないだけなのか、なんなのかと。
きっと「姉がやった中学受験というものを経験したかった」
これが正解な気がしています。
それならそれで目的は達成できました。
じゃあ、どっちの中学でもいいはず。
合格がゴールになっていないか?
合格(入学)はスタートラインなんだぞ。
改めてなぜ地元の中学じゃダメなのか?
を考える時間にしてほしいと思っています。
なぜ受験校がいいのかは、散々考えてきたのでね。
たぶん地元の中学がイヤな理由はたいしてないはず。
改めてどっちに転がっても悪くないな。
ということに気づいてもらいたいと思っています。
人の気持ちを学べる期間
まだ12年しか生きていないけれど、挫折を息子はほぼ知りません。
そこそこなんでもできるタイプなので、ちょっと鼻につく態度をとることがあります。
そこが親としては気になっていました。
今回、受かって嬉しい気持ちもわかるでしょうが
ダメだった時の子の気持ちも感じ取っていることでしょう。
周りがどういう反応をするのかも、自分が受かった子をうらやましく思う気持ちも。
また合否を友達に聞かれることのきつさも。
兄弟の中でも人の気持ちを想像する力が弱いタイプです。
これを機にしっかり味わい尽くしてほしいと思っています。
受かった!という報告を聞かされる焦り。
頭で考えていたのと、現実はこんなに違うんだ。
ということを身をもって感じている様子です。
合否がどっちだったとしても、「言わない」
という選択肢が、まだ受験が続く人のためにもなると思ったかな?
少し成長したみたいでした。
繰り上げ合格した場合
補欠合格ということが、きっと頭に残るはず。
入学してしまえばどっちだって問題ないのですが、下位からのスタートになります。
下剋上大好きな息子にとっては、入学出来ただけでもラッキー。
どこまでのし上がっていけるか、ゲーム感覚で楽しめます。
いい意味で頑張り続けるしかないので、余裕かましてゲームライフにはならないでしょう。
その環境がありがたいなと思っています。
不合格で終わった場合
単に「不合格」で終わるより
補欠まで引っかかった。
あとちょいだった!
あの1問が間に合っていれば・・・
そんな後悔もあるでしょうが、「補欠入り」できたことは自信につながると思います。
そして1点の重みを、嫌というほど思い知るでしょう。
高校受験になっても、受験がどんなものか。
受験勉強がどんなものかを理解しているのはメリットです。
地元の中学でも上位スタートできる可能性はある。
プライドにかけて頑張ってもらえたらと思っています。
わたしの人生の学びは「教育」「共育」
受験にまつわる経験
わたしは父が転勤族だったため、転校経験が何度かあります。
高校で編入試験というものも受けました。
頑張って受かった進学校で中~下の方にいた経験があります。
編入先はワンランク?落とした学校で、頑張らずとも上にいた経験もあります。
この経験から、ワンランク下げた高校に行き大学は推薦を狙う。
というのがどれだけ助かるか、ということを体験しました。
わが子に関しては、中学受験・高校受験・大学受験。
そして補欠候補中という、ある意味願っても難しい!
レアな体験をさせてもらっています。
どの受験でも、本人も支える側もメンタル勝負だなと痛感しています。
どう声をかけるのが正解なのか、それは相手のタイプでも違いますしね。
子どもの気持ちに共感しすぎないように
HSPのわたしは共感能力が高すぎて、きつい時が多いです。
意識して「この問題は相手の課題であり、自分が負う必要はない」
と言い聞かせています。
進学先は、人生の通過点にすぎません。
這い上がる人は、過酷な環境からでも大成しています。
子育てのゴールは、やりたいことで食べていけるような大人になること。
その軸さえブレなければ、どっしりと子どもの感情の乱高下を受け止めていけるかなと思っています。
とは言えラクではありませんよね。
親にとっても人生の修行だなぁと、しみじみ思います。
数秘のソウルナンバー「9」
わたしのソウルナンバーは「9」
魂が望んでいることは「すべての人の内面を理解したい」ということです。
わたしの人生を振り返るとたぶん、「教育」「育成」について、人の気持ちを理解したい。
そう思っている気がしました。
その分野でやたらと経験させられてきた人生だったなぁと思うからです。
合否が出たらやっと、その修業が終わるのかしら?
なんとなく、そんなふうに思えます。
2025年は切り替わっていくタイミングな気がしていますから。
まとめ:補欠期間は、メンタル強化期間
「受験を通して、人として成長できた」
と思えるような終わり方をさせてあげたい。
とにかく本人が後悔しないようにサポートし、口うるさく言うのをやめました。
ただただ「後悔しないようにしなさいね」とだけ、言いました。
まさかの補欠合格候補ということで、延長戦に持ち込まれています。
しかしこれも息子の「詰めが甘い」という性格が出たなという感じ。
この補欠期間で受験期間を振り返り、塾の先生の指導、仲間との切磋琢磨。
家族の協力や友達の応援。
そういったものを今一度、どれだけありがたいことだったのかを理解してほしいなと思っています。
合格していたら、きっと有頂天で
「自分が頑張ったから!」としか思わなかったと思います。
不合格なら、落ち込んで感謝の気持ちもわかない気がします。
補欠でどっちに転ぶかわからないからこそ!
合格・不合格の気持ちを感じつつ、じっくり振り返ることができる。
息子にとっては、本当にありがたい期間をいただきました。
すべてが終わる時に、塾の先生や仲間たち、家族に対して。
息子の口から自然と感謝のことばが出たら、いい受験だったと思えるかな。
親としてそう思っています。
その日が来ることを期待して・・・
以上、ゆいほがお伝えしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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