6月30日放送の「ナニコレ珍百景」では、青森の高校生が開発した「節水型ミスト栽培装置」が紹介されます。
TVで紹介されて初めて知ることも多いのですが、高校生は優秀ですね。
大人では考えつかなそうな発想で、それを形にできる技術がある彼らを誇らしく思います。
では一体、「節水型ミスト栽培装置」がどんなものなのか。
どこの学校の生徒なのかを調べました。
一緒にチェックしてみてください。
「節水型ミスト栽培装置」
高校生らが開発「節水型ミスト栽培装置」 野菜の栽培に必要な水が半分以下になるケースも【SDGs】 https://t.co/TkWA4bvYqd
— TBS NEWS DIG Powered by JNN (@tbsnewsdig) May 1, 2024
「節水型ミスト栽培装置」とは
水資源の乏しい発展途上国での野菜栽培などに焦点を当てた研究結果です。
従来の栽培では、根を水の中に入れて成長させることから、水の入れ替えが必要となります。
一方で、開発された装置では根が水に直接触れずに、超音波の装置で霧を使って水を吸収させるため、残った水分を再利用することができるのです。例えば、レタスの栽培には13リットルの水が必要ですが、この装置では5リットルほどで済みます。
これはいいですね!
商品化して一般販売されたら、家庭で野菜が手軽に栽培できるようになるかもしれませんね。
わたしは土いじりが苦手なのですが、簡単な野菜を育ててみたいと思っているんです。
それにはキッチンで水栽培がベスト。
この節水型ミスト栽培装置は、エコで、かつ清潔な印象です。
考えた学生さんたちを尊敬しますね!
実物が見てみたくなりました。
名久井農業高校、国際大会へ
名農高、水研究で5度目の国際大会へ 節水栽培システム開発で日本大会GP https://t.co/y4AYGsZxOn #デーリー東北 #青森県 #南部町 #名久井農業高校 #日本ストックホルム青少年水大賞 #グランプリ #国際大会出場 #節水型ミスト栽培システム
— デーリー東北新聞社 (@daily_tohoku) April 4, 2024
青森県立名久井農業高校の環境システム科、2・3年生による有志10人による「ミスト栽培研究チーム」
なんと「日本ストックホルム青少年水大賞」でグランプリに輝きました。
そしてスウェーデンで行われる国際大会に、日本代表として出場します。
国際大会はストックホルムで8月中に行われる予定。
規定で2人だけ参加できるため、ともに3年生の赤石紫音さん(17)と白鳥滉弥さん(17)が代表して出席するそうです。
名久井農業高校は5度目の国際大会出場です。
2020年にはグランプリを獲得しているそうですよ。
5度目?すごい!
日本大会は、日本水大賞委員会、国土交通省が主催。
水環境における生態系の改善や、生活の質向上などに関する、高校生の理論的な活動を対象としている。
青森県立名久井農業高校とは
5度も国際大会に出場できるとは、いったいどのような学校なのでしょうか?
名久井農業高校の特徴は
緑育心、緑は心を育てる。農と工のコラボで夢を育てる学校!
全日制の共学校で、農業を専門に学べる学校です。
学科は「生物生産科」「環境システム科」があります。
★2024年度の、全校生徒は 141名(男98女43)
★偏差値は38
環境システム科
【電話】 0178(76)2215
名久井農業高校、存続危機!?
(引用:青森県南部町)
地方は人口の減少、少子化の影響でしょうか。
青森も、閉校や学校の合併などがあります。
名久井農業高校も危険なのでしょう。
存続を求める要望書を提出したようですね。
国際大会に出るような、素晴らしい研究ができる学校・生徒。
むしろそこに人を増やして、もっともっと素晴らしい研究や発明をしてほしいですね。
そのためにもやはり政治を立て直し、地方にも人が流入することが急務なのだなと思いました。
まとめ
節水型ミスト栽培装置を考えたのは、青森県立名久井農業高校の学生さんです。
8月には、国際大会に出場するようです。
このような素晴らしい、未来ある若者はどんどん育ってほしい。
環境を与えてあげたい、大人として本当にそう思います。
今、都知事選の真っ最中で、少子化対策を公約に掲げる候補者もいます。
少子化対策を具体的に聞いてきましたが、こうして記事を書きながらいろいろとわたしなりに現実を知ると。
もう待ったなし!という印象が強まりました。
地方に人を分散させないと、若者が減る、閉校につながる、その町が衰退する。
みなさん知らないだけで、すてきな学校や地域はたくさんあります。
微力ながら、わたしは気になった学校や地域の情報をこうして発信することで、少しでもお役に立てたらと思っています。
以上、ゆいほがお伝えしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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