就職活動がうまくいかない人へ贈る、元採用担当からのメッセージ

学び
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最近、退職代行のニュースをよく見かけます。

企業側が嘘をついていたりという問題もありますが
見抜くために、身近な大人たちに聞いたりネット
情報もしっかり確認していますか?

今日は就職活動中の学生がすぐに退職しないよう。
ミスマッチを防いで、いい就職をしてほしいと本気
で思っているので。

採用合否の裏側をお伝えしたいと思います。

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不採用はあなたの人格を否定したわけではない

面接を受ける学生

不採用が続くと人格否定された気分になりますよね。

しかし企業側からしたら、不採用にする理由は能力の問題だけではないのです。

不採用は、あなたの人格が否定されたわけではない

自分が就職活動をしていたとき。
落ち続けた頃、”そんなに私は人としてだめ?”
と落ち込んだ経験がありました。

親に愛されて大切に育ててもらったし。
まじめに頑張ってるし。

ゆいほ
ゆいほ

わたしの何が悪いの?

この時点でちょっと煮詰まり過ぎてるなと
今ならわかりますが、そんな気分になっちゃうんですよ。

しかし採用する側になり、企業の本音を知って救われました。
不採用は企業側のでもあるんですよ。

わたしは飲食店の会社の新卒採用として勤務しました。
その時の体験談です。

不採用にした理由

1.飲食店は、アレルギーなどの心配

2.優秀すぎて、この会社では力を発揮できない

3.やりたいことと、向いていることがずれすぎている

不採用は、あなたの人格を否定されたわけではないです。

順に説明しましょう。

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アレルギーの心配

入社すると、キッチンで作業をするようになります。

食材を触って、アレルギーで痒くなったり
手がカサカサになったりして、皮が向けたり
いろいろあると、菌が出ます。

飲食店で菌(食中毒)は絶対避けたいリスクです。

わざわざアレルギーがあるとわかっていて
フロアー専門で採用するような、幅の狭い
採用はしません。
それはアルバイトさんでいいのです。

ビニール手袋をすればいいと思う人もいるでしょう。
しかし、それだってコストがかかります。
異物混入で、ビニール片が入るかもしれません。

手が蒸れてやはり、ダメージがあるかもしれません。
普通に働いていても、洗浄機や水仕事で手はかなり
酷使されます。

お互いのために、わざわざそこのリスクは企業も
取りたくないと思います。

アンケートなどで、アレルギーのことを書いている
飲食業の企業があれば、そういった事情があるかも
しれないな、と思ってください。

優秀すぎて、この会社では力を発揮できない

TOEIC900点の美人な学生がやってきました。

それだけの英語力があっても、まず活かせない企業でした。

商品部に行ってバイヤーにでもなれたらアリですが
それだってそのポジションが空かなければ、異動は
ありません。

やんわりとほかの会社を勧めましたが、
何を気に入ってくれたのか、受験してくれました。

どう考えても、必死でイメージしても店舗で働いて
いるイメージがわきません。

きっとすぐに退職する。
相手にするのは、お母さんぐらいの年齢のパートさんたち。

英語力を振りかざしても意味は無し。
正論言うほど、叩かれがちな世界ではストレスで
やられてしまいそうな子でした。

プライドが高いというか。
ですから、不採用にしました。

でも彼女には、優秀すぎるから不採用にしたことを
ちゃんと伝えました。

そして向いていそうな業種も伝えて、業種変更して
就職活動したほうがいいかも?とアドバイスをして
お別れしました。

EXILEのATSUSHIさんが、オーディション番組
「ASAYAN」に出ていたのを知っていますか?

リアルタイムで観ていたのですが、彼は落選しました。
その理由が

「その実力ならソロでやれる」

でした。このオーディションは2人組でデビュー
だったのです。(合格したのは、CHEMISTRYの二人)

これと同じ感じですね。

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やりたいことと、向いていることがずれすぎている

これはわたし自身、就職活動で落ち続けた理由ですね。

就職活動って、何をどうしていいのかわからなかったんですよ。
でもとにかく「やらなきゃ!」って動いていたんですよね。

 

自己分析をしっかりやりましょう!

と就職部の先生に言われてもやった気になっていて
全然甘すぎた自己分析だったのです。

憧れや商品がすきな企業を受けて落ちまくりました。
でもどう考えても、わたしのキャラ的にそっちの業界じゃないんですよ。

「やりたいこと(やってみたいこと)」と
「向いていること」は違った!

これが腑に落ちないと、無駄にアワアワと活動を続けることになります。

腑に落ちるためには、自己分析のやり直しです。

自己分析をやり直してみよう

自己分析

そもそも、あなたはどんな働き方がしたいですか?

どこの会社に入りたいか、じゃないんです。
そこスタートになると、厳しくなります。

人の言葉に惑わされず、情報に惑わされず。
今一度、どんな働き方がしたいか考えてみましょう。

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会社選びの優先順位を考えよう

あなたはどんな働き方がしたいですか?
例えば

・休みがきちんと取れる
・土日休みor平日休み
・残業あり、なし
・会社が近い
・転勤あり、なし
・実力で昇給あり、なし
・食事補助あり、なし

などなど、いろいろありますよね。

①思いつくままに書き出してみてください。
②書き出したリストを優先順位順に並べ替えてください。

もし試験日や説明会がかぶったり、内定をどちらも
いただいたりして、決めかねた時。

この優先順位があなたの本音。
順位の高い方を選ぶといいのではないでしょうか。

適性を考えよう

例えば、すっごい社交的で、おしゃれ大好きな子が
白衣を着て工場勤務。

数字に弱すぎるのに、経理に行きたい!

人が怖くて下ばかり見ているのに、接客業を受ける。

どうですか?
無理やりその環境に身を置いて、変わりたい!
という人もいるかもしれません。

でも面接官も「いや、こっちの職種じゃないよね」
って思うのではないでしょうか。

その人も、スタートから無理をすることになるので
ストレスの日々で、やはり早期退職につながると
思います。

 

ゆいほ
ゆいほ

自己分析は結構難しかったりするよね。
本を参考にするのもいいよ。

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ゆいほ
ゆいほ

アルバイト経験はおすすめよ。

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アルバイト経験はおすすめ

アルバイト経験は、理想と現実のギャップが埋め
られる上に、社会勉強になるのでオススメですね。

お金をいただくというのは、責任があるわけです。
シフトのドタキャンとか、どうしてもする場面が
学生さんはあるかもしれません。

その時どういう対応ができるのか。
きちんと事情を説明するなり、代わりの人を
探しておいて、職場の長に

「自分はいけないけど○○さんが出られるみたい
なんですが」と提案するとか。

ゆいほ
ゆいほ

そこまでしないとダメなわけ?

ダメではありません。
ただ、シフトを考える人の立場に立てば調整の大変
さがわかります。

相手の立場に立って考える想像力があるのか
仕事というのは、会社というのは

信頼で成り立っています

あなたが学生のノリでテキトーな態度でいると

信用を失う=職を失う

ということにつながるんだと、理解しておくといいですね。

だから学生時代に何かしらの「長」を経験していると
その辺は強いかもしれませんね。

部活の部長とかは、きっと苦労してるでしょうから。

またアルバイト経験から、意外な業種に興味を持つ
こともありますよ。

 

余談ですが、わたしは高2~大学4年までコンビニでアルバイトをしていました。

常連のおじさまが、某企業の専務さんだったらしく。
就職が決まらなかったら、うちの会社で雇ってあげる。
と声をかけてくださいました。

わたしは自力で別な会社に行きましたが、同じバイトの子はいきなり役員面接のみ、でそのお客様の会社に就職しましたよ。

ゆいほ
ゆいほ

まじめな仕事ぶりをお客様がみてくれていたよ

 

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ダイエットしよう

就職部の先生が言っていました。

太っている人は、やせましょう

この意味を知ったのは、採用担当になってからです。

さて問題です。

なぜ太っていると不利なのでしょうか?

 

こたえは

 

「自己管理能力が低いと判断されるから」

体型は、その人の生活を表します

運動部のがっちり体型は、筋肉だとわかりますし
履歴書や面接でも、学生時代頑張ったことなどで
確認します。

自分の体は「わがままボディだな」と思う人は
今からでも頑張って損はありませんよ。

それと飲食店でわがままボディの採用を見送る理由
のもう一つに。

キッチンが狭いので、すれ違えない・・・
入社して痩せるかもしれないけれど、生活習慣ですから。

わざわざリスクをとって採用しなくても、ねえ。
という判断になりかねませんね。

当時と今の時代は違いますが、企業の本音に
こういった一面もあるんだよ、と知っておいて損は
ないと思いますよ。

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まとめ

就職活動がうまくいかない人へ贈る、元採用担当からのメッセージ

<不採用にした理由>
・飲食店の場合「アレルギーの心配」があるかもしれない。
・優秀すぎて、この会社では力を発揮できない。
・やりたいことと、向いていることがずれすぎている。

<自己分析をやり直してみよう>
・会社選びの優先順位を考えよう。
・適性を考えよう。
・ダイエットしよう。

不採用にする理由は、能力の問題だけではないのです。

しかし、勘違いしないでくださいね。
挨拶、敬語、学力、対応力なども能力ですから。
そこが一般的なレベルである前提での、今回の記事です。

内定が取れなくて苦しんでいる人は、今一度自分と向き合ってほしいです。

入社しても一年以内に辞めるなら、意味があまりないです。
ミスマッチをなくすためにも、どんな働き方がしたいのか。

自分の本音を書き出して、その優先順位で受ける会社を決めたらいいと思います。

どこどこ大学出身です!より。
「あなたは何ができますか?」とわたしなら問いたいですね。

わたしが採用担当だった頃と時代は変わりました。
しかし、人を見極める本質の部分に大きなズレはないと思います。

少しでも参考になったり、元気が出て
「よし、切り替えてがんばろう!」
と思ってもらえたら嬉しいです。

以上、ゆいほがお伝えしました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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