【ガイアの夜明け】小田急の「WOOMS」で人も地球も救える?目指せ『ごみゼロ』

学び
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「プラスチック分別」に動き出した東京都大田区。
6月14日放送の『ガイアの夜明け』では、「WOOMS」

「シン・ごみ戦争~ニッポンの底力で挑む!」として紹介されます。

今の日本の「ゴミ処理」にかかる現状をご存じでしょうか?

1人当たり1日880グラムのごみを出していて、日本全体にすると年間4034万トンにもなるそうです。

その処理には1人1万7000円、全国で2.1兆円もの税金が投入されている!

分別が進む一方で、人手不足の問題も出ています。
そこで「ごみ削減とごみ収集の効率化によって問題を解決しようと立ち上がった」鉄道会社があるそうです。

鉄道会社がゴミ問題?
すぐに背景がピンとこなかったので、気になって調べてみました。

少しでも、一緒に日常を見直そう、と思っていただけたら嬉しいです。

ぜひ最後まで、おつきあいください。

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小田急電鉄の「WOOMS」(ウームス)

「WOOMS」(ウームス)とは

「“ごみ”のない世界へ。Beyond Waste」を事業ビジョンとするウェイストマネジメント事
業、のことです。

主に自治体や廃棄物排出・収集事業者を対象に廃棄物収集業務を効率化。

そこから生まれたリソース(資源や財源)を、ごみの削減やリサイクルの拡充へと繋げる取り組みです。

WOOMSという名前の意味は

ごみ(Waste)という概念を小田急(Odakyu)がひっくり返し(W→M)、ごみ
のない(:ゼロ)世界を実現するという約束を意味しています。

神奈川県座間市の実証実験

実際にどのような感じなのか、座間市を例にご紹介します。
2020年8月からWOOMSを活用した実証実験を実施しました。

現状:従来の収集体制では厳しくなってきている。

ゆいほ
ゆいほ

具体的に何が、どう厳しいの?

・収集職員の高齢化が進んでいる
・台風や大雨などの自然災害の激甚化
しかしWOOMSを活用することで、持続可能な収集体制の実現を目指せるかも!
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ゴミ収集における現状

細かい現状としては、下記のような課題があります。

・紙のルートマップや日報を何枚も手に持って収集する。

・高齢者に対応した個別収集も増え、それに伴い管理書類も増えている。

・ドライバーがどのような運転をしているか、正確に把握できていない。

(参考:WOOMS実証実験ムービー)

「WOOMS」でできること

「収集・排出サポート」「資源循環サポート」

★集積所を登録することで、ルート設計・ルート管理ができる。

★収集ルートや収集状況がデジタル管理できるので、取り忘れがなくなる。

★急な病欠で収集台数が減ってしまっても、担当のコースを即座に振り分けることができ対応できる。

★収集状況をリアルタイムで把握できるので、市民の問い合わせに即座に答えられる。

★収集車のルートや位置を公開することで、収集のタイミングで市民がゴミを出せる。
カラスの被害を防ぐことができる。

★中間処理場で受け取った軽量表の手入力が、スマホ撮影と収集量の入力で終わる。

★運転記録がデータ化されるので、安全なコース設定に役立つと期待できる。

★車両の不具合や部品交換などの点検情報を、ドライバーと整備担当がリアルタイムに共有できることで車両管理の徹底が期待できる。

(参考:WOOMS実証実験ムービー)

 

ゆいほ
ゆいほ

ドライバーさんの負荷が
軽減されますね。

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ルート効率化で生まれた余力の活用

余力ができた分を、市民サービスの充実にあてています。

・災害対策→市内気象情報のモニタリング

・清掃活動→ジョギングとゴミ拾いをかけ合わせた北欧発祥のNewフィットネス「プロギング」イベントを開催。

・ごみゼロゲーム→小学生対象にゲームでゴミ減量や環境について学ぶ。

・剪定枝収集(麻袋リユース)→バイオマス発電用チップとして活用。

・フードサイクルプロジェクト
→バッグ型コンポストで生ごみ削減。たい肥を地元農家で活用。

かわいいバッグですね♪

(引用:WOOMS)

 

ゆいほ
ゆいほ

気になる活動がたくさん!

わたし個人としては、一番ほしいのがコンポスト!

使ったことがないけれど、興味があるんですよね。
探してみたら、この形もありました。
こっちの方が、わが家にはいいかも?

夏の生ごみは臭うけれど、たい肥にできたらいいよね。

 

「プロギング」にも参加してみたいです。
「プロギング」を初めて知りましたが、面白そうなので家族で参加してみたいと思いました。

座学より実際にゴミを拾って歩くことが一番の学び。
現状をよく知ることができますから、子どもと一緒に学べるいい機会ですね。

「ごみゼロゲーム」も気になりました。販売されていましたよ!
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「WOOMS」の実証実験をしているほかの「市」はどこ?

神奈川県の座間市をはじめ、
相模原市は、人目に付きにくい山林での不法投棄の対策として。

横浜市は、ごみ収集車の交通事故防止や収集業務に関する作業効率化を目的として。

愛知県名古屋市は、草木類回収実証を行っているようです。

まだまだ認知度はこれから、という感じでしょうか。
ぜひこの「WOOMS」を多くの方に知っていただきたいと思いました!

わたしの住む市でも、導入してくれないかなぁ。

なぜ鉄道会社の小田急電鉄が?

小田急電鉄にとって、「循環型社会」の実現は最優先に取り組むべきテーマだということです。

地域社会とともに将来にわたる豊かな暮らしを実現したい!
そのためには、「環境保全や資源の再活用が必要不可欠である」との考えです。

(参考:小田急電鉄公式チャンネル

新たなインフラの構築に
つなげていきたい!

 

【ガイアの夜明け】小田急の「WOOMS」で人も地球も救える?目指せ『ごみゼロ』(まとめ)

「WOOMS」の活用によって、様々な情報共有が可能となります。

それは事務処理的にも、緊急事態への対応でもとてもメリットが大きいことがわかりました。

小田急電鉄が、このような活動をしていることを全く存じ上げませんでしたが。

とても魅力的な活動をされていて、感謝の気持ちと誇らしい気持ちになりました。

PR TIMESによると、横浜市も実証実験を実施するそうです。

どんどん「WOOMS」が広がって、働く人にも地球にもやさしい世界になってほしいなと思いました。

わたしが住むエリアのゴミの収集が、月を追うごとに遅くなっています。
どうしてだろう?ぐらいに思っていましたが、収集してくださるいつもの方がいなくなって海外の方が担当してくださっています。

人員不足のしわよせが、わたしの住む市でも起きているのだろうと理解できました。

であるならば、ぜひわたしが住む市でも、WOOMSを取り入れてほしいなと本気で思いました。

わたしも微力ながら、ゴミの分別・ゴミを出さない努力を継続していきます。

そしてWOOMSのような素晴らしいシステムがある、頑張ってくれている企業がある!

そういった情報を発信していこうと、強く思いました。

以上、ゆいほがお伝えしました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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