年賀状作成にあわてているところへ
切手代値上げのニュースが入ってきました。
毎月両実家へお手紙を書く身としては
家にある切手にまた端数分買って貼らないと
いけなくなるので、気になります。
いくらになるのか、今後どういう流れに
なるのだろうかと、考えてみました。
切手代値上げ
切手の金額は?
定型書簡 25gまで 84円→110円
定形書簡 50gまで 94円→110円
はがき 63円→85円
いつから値上げ?
早ければ2024年6月にも改正省令を施行する見通しだ。とのことです。
なぜ値上げ?
人件費や燃料費が高騰しているという背景があります。
値上げをしなければ、28年度に3439億円の巨額赤字になる見込みのようです。
これは・・・値上げはやむを得ないですね。
10月も値上げしていた
2023年10月1日から、特殊取扱料の改定がなされていました。
例えば
一般書留料および現金書留料が
435円→ 480円
簡易書留料
320円 →350円 など。
来年(2025年)の年賀状は
2024年の挨拶分の年賀状は84円だけど、来年は110円。
出す人を厳選してしまいますね。
こうなると、やはり年輩の方には年賀状で出すけれど、同年代や若い人たちはLINEとかになるのな。
「はがきでの年賀状は今年で終わりにします。」
という年賀状が年明けには届く枚数が増えるかもしれませんね。
減ることがいいとも悪いとも思いませんが、配達してくれる方には、お正月少しでも早く仕事終えて、家でのんびりしていただきたいなとも思います。
DM系が減るかも
わが家は子どもが3人(学生)いるので
塾や通信教育、振り袖の案内など
毎日のようにじゃんじゃん届きます。
いらないから、まっすぐゴミ箱行きです。
この切手代と、配達する人件費と、ゴミ代と。
営業だから無駄と思ってはいけないかもしれませんが、DMのあり方ももっと変わっていくのかな?
変わってほしいなと思います。
ポスト減らしたら?
郵便物の量が減っているようですね。
局員さんが集荷にポストをのぞいても
入っていないというとがあるかもしれませんよね。
それなのに全部ポストをまわるのは大変。
ならば、コンビニに設置ではダメなのでしょうか。
すでに多くのコンビニ内にポストがあります。
なにかしらの方法で、「どの店のポストは空」
という情報を受け取ることができれば
局員さんの手間も省けるのかな?などと
思ってしまいました。
もちろん、コンビニや郵便局が近くにないエリアは、今設置されているポストを通常通り使用すればいい。
アイデア募集などしてみたら、画期的な案が
応募されそうな気がしますけどね。
直筆のぬくもりや学び
わたしは子どもの頃から、叔母と手紙のやりとりをして育ちました。
祖母と思われてもおかしくないぐらい
年の差がありましたので「候(そうろう)文」を書くような叔母でした。
それを小学生で読んでいました。
候ってなんだろう?
旧仮名遣いで書かれる文字も多く
子どもでしたから最初は読めませんでした。
ニュアンスでわかったり、叔母の字だからこそ読めたりもしたんです。
そういう「思い出のひとつ」である
手書きならではのお便りがもし減って
しまうのであれば寂しいですよね。
大切な人には、きっとメールじゃなくて「手紙」を書きたい!
手紙のよさが再認識されて、むしろ流行るかもしれません。
イマドキの子どもたちは、手紙(封筒)の書き方を知らない子もきっといるので、逆に新鮮と思うのではないでしょうか。
友達や家族の「筆跡」は、わかるものです。
メールやLINEだとなりすましなどで傷つくことがあるかもしれない。
高校生を持つ親として、突然何がヒットするのか本当に若い子はわからないなぁ・・・と思って見ているので、手紙のよさは消えないでほしいな。
問題はどこに?
政治も企業も、お金をかける部分と削る部分。
どこまでどう考えているのかな、と思う面もありますよね。
企業での取り組みなど、働き盛りの年代の男性陣に聞くと。
ペーパーレス化、外注、情報一元管理などなど
効率化を図るべく奮闘されても、やはりそういうのが難しくてよくわからないなぁという年輩の社員さんたちの抵抗にあい、なかなか進まないという話を聞きます。
結局わからないというおじさまが、学ぶ努力をせずに現状維持がいい!ってゴネるみたいなんですよね。
それじゃあ経費削れる所も、削れないよ・・・
努力しない人の人件費を削りませんか?って話になってしまいますよね。
昨日、大学の説明会に伺い学生さんたちの「企画提案力」「問題解決能力」のスライドを見てきました。
イマドキの高校生、大学生はすごいですよ。
最初からネット時代を生きているので、頭が柔かくてわたしたち大人とは全然違う発想でどんどん考ていく力があります。
各企業の問題点をそういった学びをしている大学に授業のテーマで投げかけて、動かないおじさまたちにプレゼンしてもらったら面白いだろうな、と思いました。
切手代値上げ、いつから?真に価値あるものを厳選していく時代へ?(まとめ)
今回は切手代値上げ、いつから?真に価値あるものを厳選していく時代へ?をご紹介しました。
生き残りをかけて、値上げはやむを得ないのはわかります。
今わたしたちは、お金をかけるべきもの、削るべきもの。
つまり、本当に自分にとって価値あるものか、否か。
その選択を、都度迫られる生き方になっていくのかもしれませんね。
以上、ゆいほがお伝えしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
【追記】
6月中旬をめどに省令を改正し、10月ごろに110円に改定する見通しです。
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