【WebX2024】オードリー・タンはギフテッド。台湾で実践したことは?

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2024年8月28日(水)・29日(木)に開催される「WebX2024」。

オードリー・タン×安野たかひろの特別対談が実現します。

『今、日本が取り組むべきデジタル戦略』について語られるようですよ。

安野さんといえば、都知事選の時に石丸伸二さんと対談しましたね。

その内容がとても勉強になり、以来注目している方です。

「安野たかひろさんと言えば、オードリー・タン」

わたしの頭の中には、セットで記憶されていました。

このオードリー・タンという台湾の方が、デジタル系が強くて政府の人。

と、その程度の知識しかわたしにはありません。(浅すぎる!)

しかしこの方を知れば、安野さんが訴えていた政策ももっとわかるのではないか?

そう思うので、今回はオードリー・タン氏について調べました。

みなさんも一緒にチェックしてみてくださいね。

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オードリー・タン「WebX2024」に登場

オードリー・タン:プロフィール

唐 鳳(とう ほう、タン・フォン、オードリー・タン、英: Audrey Tang)

  • 1981年4月18日生まれ
  • 中華民国の政治家・プログラマー
  • 出生地:中華民国 台北市
  • 父親は新聞記者の唐光華氏、母・李雅卿氏の長男として誕生。
  • 学歴:国民中学を中退(学校に馴染めず)

24歳でトランスジェンダーであることを公表。
名前も「オードリー・タン」(唐鳳)と改名

オードリー・タン:経歴

小学2年で、ギフテッド・クラスのある小学校へ転校。

ギフテッドとは、生まれつき一般的な人々よりも卓越した才能を持つ人々を指す言葉です。

12歳のときにPerl(プログラミング言語)を学び始める。

19歳のときに、シリコンバレーでソフトウェア会社を起業。

前デジタル大臣・蔡玉玲のもとでリバースメンバーとして働く。

リバースメンターシップとは、内閣の大臣たちが35歳以下のソーシャルイノベーターを、リバースメンターに任命する制度です。リバースメンターが大臣に新しい方向へと導く一方で、大臣たちは若い人たちに政府がどういう仕事をするのかを教えます。

HUFFPOST

2016年10月1日にデジタル担当の政務委員に就任。
35歳での閣僚就任は台湾史上最年少でした。

2019年「世界の頭脳100人」に選出される。
IQは180以上とささやかれているようです。

2022年8月5日、数位発展部の初代部長(大臣)に任命される。
2024年5月。蔡英文政権の任期満了に合わせて退任。

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 オードリー・タンが日本人に伝えたい「デジタル」と「IT」の違い

「IT(Information Technology、情報技術)」とは機械と機械をつなぐもの。
「デジタル(Digital)」とは人と人をつなぐもの

日本でオードリー・タン氏のことを「IT大臣」と記載して報道されたことが多かったそうです。

上記の定義を見ると、そりゃあ全然意味合いが違いますよね!

でもわたしもどこか、同じようなものだと思っていました。

明確に言葉で違いを言えるほどの知識がないので、ITもデジタルもざっくり「同じようなもの」でしたね。

この、「ITは機械と機械をつなぐもの。デジタルは人と人とをつなぐもの」

ここはとても大事な部分だと思うので、わたしのようなざっくりした知識の人はぜひ頭にいれておきましょう。

それにより安野さんのお話の理解度もきっと変わってくると思います。

台湾政府内で推進した「デジタルトランスフォーメーション(DX)」

オードリー・タン氏がデジタル担当大臣として推進していたミッションの一つがこちら。

「オープンガバメント(開かれた政府)」

今の日本にとっては耳が痛すぎる言葉ですね。
政治の見える化!

オープンガバメントは4段階に分けられます。

  • 1段階目は政府の資料やデータを開放する「オープンデータ」
  • 2段階目は開放された後に何か意見がないか問いかける「市民参加」
  • 3段階目がそれらに政府が回答する「説明責任」
  • 4段階目が“3段階目で誰かのことを忘れていないか”を探す「インクルージョン」
ゆいほ
ゆいほ

日本がいかにひどいか思い知らされる4段階。
安野さんがデジタル大臣になったら変わるだろうに。

オープンガバメント(開かれた政府)のための施策で基礎となるのが

Open APIで政府をオープンにすること」
API(Application Programming Interface)

だと伝えています。
どういうことかというと1段階目の「オープンデータ」がOpen APIに位置する、ということ。

政府が行っていることを、民間側でもより発展させられるようにするわけです。

東京都も2021年から台湾を見習って
「都知事杯オープンデータ・ハッカソン」
というものを開催していました。

オープンデータを活用したデジタルサービスを官民共創により創出することで、都民の生活の質(QOL)向上を目指す。

なるほど!知りませんでしたが、東京も頑張っているのですね。
であればなおさら。

都知事の学歴があやしいのに当選できちゃったり。
お金の流れがあやしかったり、質疑に答えないなど、不信感ハンパない人が上にいたらねぇ。

共創できるのかなぁ?
パワハラ上司の下で働いたことがあるので、特にそう思ってしまいます。

トップが信頼に足る人であれば、もっともっと官民共創も上手く進むのではないかなあと思いますね。

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オードリー・タンが認めた安野たかひろ

テクノロジーを活用して民意を政治に反映させる「デジタル民主主義」の第一人者、台湾のオードリー・タン元デジタル相と連絡を取り合い、評価されたという政策に自信を込め、「テクノロジーで誰も取り残さない東京をつくる」と訴えた。

東京新聞

安野さんは都知事選で、「AI安野」がいろいろ答えてくれるシステムを作っていました。

市民の意見も24時間体制でAI安野とやりとりできるものだったと思います。

安野さんは出馬をきっかけに、出馬と選挙活動のノウハウが誰でも使えるようになる。

「選挙のオープンソース化」を目指していたと思います。

これってすごくありがたいシステムですよね?

理解不足だったら、ごめんなさい。
でもこういうことだったのかな?と思ったのでちょっと書いておきます。

もし自分が都知事選に出ようと思ったら、わからないことだらけですよね?

費用も、どこにポスター貼り終わったのかも、どこにポスティングが終わったのかも。

一からやるとなると、調べるだけで膨大な時間がかかる!

でも安野さんのノウハウを自分も使えるなら、使いこなす方法だけ勉強すればいいわけでしょ?

出馬する人は、本来力を入れることに注力できるようになりますよね。

一般社会でいえば、自分の仕事(能力)を教えてみんなができるようになったら、自分のポジションが奪われるから教えない!

という、さみしい人もいますが。

本来組織の中での仕事って、「その人がいなくなっても困らないような仕組みづくりをすること」だと思っていました。

本当に頭のいい人や、偏差値の高い学校ってむしろ「教え合う」のが当たり前の環境です。

アウトプットすることで、より自分の学びも深くなりますから。

全体の底上げには、絶対必要で有効な手段ですよね。

これからの時代、分かち合いの精神が必要なのではないでしょうか。

それぞれの能力を存分に発揮し、分かち合えたなら。

こんな素晴らしいことはないと思うんですけどね。

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まとめ:能力ある者についていく努力をしよう

オードリー・タン氏や安野たかひろさんのように、専門知識の能力がすごく高い方のお話を聞くと、自分がどこまで理解できているのかあやしくはなります。

たぶんほぼ理解できていないけれど、「わかりたい」という欲求はあります。

そのためには最低限の知識を得る努力をしないとだめだ、と感じています。

その人がどういう想いでどんなことをしようとしているのか。

その前提をズレて解釈してしまう危険があるからです。

わかりやすく言えば、切り取り動画を見て分かった気になるような人になってしまうイメージですね。

それはイタすぎる・・・

わからないなりに調べて、一国民として日本の未来について何ができるか考えたいなと思いました。

政治家のみなさんや会社の上司など、特に権力のある方は、古いやり方に固執してしまう人がたくさんいる印象です。

でも台湾のように、オードリー・タンが務めたように。

日本も「リバースメンターシップ」を導入したらいいのではないかな?と思いました。

年齢や権力に関係なく、能力のある方から学ぶ姿勢を忘れたくないものですね。

いち母親としてわたし自身、子どもから学ぶ姿勢も忘れずにいようと改めて思いました。

以上、ゆいほがお伝えしました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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