【再生の道】たくましく生きる女性たち!葛飾区は教育や福祉について考えさせられる回。

石丸伸二
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再生の道、3次選考。葛飾区は女性2名と男性1名でした。

みなさんのお話を聞いて感じたことが、「教育」「福祉」という部分に課題を感じていたり、苦労されてきた方たちだなと。

そういう方を選んだのかな?
もしそうなら葛飾区はそういった課題があるのかな?

そこは調べていませんが、ふとそう感じました。

女性2人の生き様がたくましく、それぞれとても印象深かったです。

また面接官である高校生の質問も、普通の高校生ならこういうことを聞きたいだろうな、と感じる素直な質問でよかったと思います。

若者に政治に興味を持ってもらうためにも、きちんと若者の代表として声を届けてくれたのではないでしょうか。

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面接の様子や感想

葛飾区:面接官あり(19時~)

小倉裕美(おぐら ひろみ)さん

高校中退の理由が、「高校に行くことがポジティブに捉えた進学ではなかった」ことが1つ。

もうひとつは親に「あんたの学費払いたくない」と言われたそうです。

小中学校時代、エキサイティングな家庭に育ってしまったそうで、不登校気味だったようです。

小倉さんの経歴・職歴
・東京生まれの36歳
・高校を中退
・アルバイトをし17歳で実家を出る
・フリーターとして生計を立てつつ、高認(昔で言う大検)を取得
・税理士を目指し独学で簿記2・3級を取得
・税理士事務所で働く(通算10年)
・現在、個人事業主として税理士法人、税理士事務所からの仕事をしている

なぜ税理士を目指したの?

フリーター時代に、飲食の仕事・大好きな犬の方向どちらも1度携わったが、好きを仕事にすることの厳しさを多分に味わった。

あるきっかけで税理士を知り、学歴がいらないので目指そうと思った。

でもやってみたら、すごく面白かった。

数字が苦手だが、仕事なら割り切れると思って「嫌いを仕事」に選んだ。

税理の仕事が面白いと思ったのはどういうところに興味がわいたの?

税務会計は、お金の使い方(人の生き方)がギュッと1年のものが詰まっているのを見る。

フリーターの頃には想像しえなかった世界が、数字でバッと見れてしまう世界。

こういう生き方があるんだと、視野が広がったことが楽しかったそうです。

政治にどう向き合ってきましたか?

投票には行く。一般的な興味関心はあった。

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岩見奈津代(いわみ なつよ)さん

母子家庭でとても貧乏な暮らしだったと自己紹介動画で語られています。

貧乏から抜け出すことができたのは、国の制度があったからだそうです。

塾にほとんど行くことができなかった岩見さん。
小学生の頃アクティブラーニングをしてくれる担任の先生から学び、能動的学習をクセづけたそうです。

岩見さんの経歴・職歴
・生まれも育ちも葛飾区の55歳
・青山学院大学卒業
・大学3年生から学生ライター
・学習研究社(Gakken)で女性雑誌編集者
・妊娠出産で退社
・「たまごクラブ」へ
・学研に戻る。子育て雑誌の創刊を2回経験。
 創刊編集長として雑誌周辺ビジネスを統括
・新事業開発→親会社へ出向
・49歳独立(言語化コンサル・企業研修講師)

やりたいことを見つけるべく、大学時代に片っ端からバイトをした岩見さん。

その中で小学館での仕事に夢中になり、就職活動は出版社を選ばれました。

編集の仕事や雑誌が減っていくだろうが、まだ目指す若者がいると思うので、メッセージを!

雑誌はジャーナリズムと違って、主観がすごく入る。

雑誌側「こういうことを知ってほしい」
買い手「それが好きだ」
と相思相愛状況みたいなところが最高に気持ちいい。

今の時代ならWEBとかでも可能だし、誰かに何かを伝えて喜ばれるというのはビジネスの基本。

ことばを扱うというところではすべてに使えるので、目指して損はしません!

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永井隆(ながい たかし)さん

永井さんは子どもができず、里親制度を利用。

そこから「社会的養護」に興味を持ち、養子縁組後の支援を行うNPO法人設立に参画され、理事を務められているそうです。

永井さんの経歴・職歴
・大阪生まれの65歳
・理系(工学)の大学
・大学院終了後、化学系会社(プラント会社)で31年勤務
・特許庁に3年勤務(審判決調査員)
・東京科学大に勤務(産学連携の知財担当)
・専門分野は、知的財産分野(産・官・学で30年)
弁理士資格

産・官・学と移られてみて、どうでしたか?違うところ、似ているところ。

大企業にとって特許は「防御対策」
大学にとって特許は「攻めの道具」で役割が全然違う。

社会的養護の課題はなぜ進まない?どうしていくのがいいんでしょうか?

・施設と産んだ親の意向がかなり影響する。
・施設がいっぱいあるので、こどもが全部いなくなると施設が困る?
・施設に入れるという昔からの流れがある。

しかしやはり子どもにとっては、家庭がいいと思う。

東京都として社会的養護は改善してきているんですか?

東京都は、里親募集などいろいろ改善しようとしている。

国レベルだと特別養子縁組の年齢の上限を上げたりいろんなレベルでやっている。

でもまだまだ低いと思っている。

東京都の里親についてはこちら。

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日比谷美空(ひびや みく)さん(面接官)

高校2年生の、JK満喫中。ギャルな雰囲気の方が登場。

しかし中学では生徒会長、校則を変えるという実績の持ち主ですよ。

小倉さんへの質問

将来について夢がなくて不安です。どうやってやりたいことを見つけたのか知りたい。

じぶんが好きなものをフックに仕事を見つけてみるのは1つかなと思う。

興味が出たものとか、とりあえずやってみる。

若い人の投票率を上げるにはどうすればいいと思いますか?

興味を持ったら、とりあえず投票に行く、というスタンスでいいと思う。

今ある知識、今見える世界の中でじぶんがいいな、と思うものに気軽に投票してほしい。

永井さんへの質問

勉強が苦手で理系なんてもっと無理だが、どうしたら興味が持てるようになりますか?

スマホやパソコンを使いますよね?そういうITも理系。
そういうところから興味を持ってもらえれば。

大学生活で得られたことを教えてください。

(勉強以外で)大学祭の実行委員をやって、コンサートのプロデュースをした。

仕事でもチームでやることがあるので、実行委員やサークル活動などチームの経験はよかった。

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まとめ:教育や福祉の大切さ

葛飾区の候補者のお話は、家庭環境や教育という部分が重要だった回な印象でした。

いろんな家庭があるけれど、じぶんで人生を切り開くこともできる。

でもそのためには行政のバックアップはやはり大事だとわかりました。

里親制度などに関しても、考える機会がなかったので勉強になりました。

直面してきた当事者の声が政治に直接届くことを期待したいですね。

以上、ゆいほがお伝えしました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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