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君嶋彼方(きみじまかなた)という作家を知っていますか?
わたしは君嶋彼方さんのデビュー作『君の顔では泣けない』の実写映画化が決定というニュースで、はじめて知りました。
なんと最新作は入試問題や問題集に使われているようです!
いったいどんな作品を書いている方なのかとっても興味がわき、調べてみました。
『君の顔では泣けない』の原作を読んだ方の口コミを見ると、実写化するにあたり相当演じるのが難しい印象ですね。
それを演じるのは芳根京子さん、高橋海斗さんです!
芳根京子さんは、現在フジテレビ系木曜劇場『波うららかに、めおと日和』(毎週木曜よる10時~)や舞台「先生の背中 ~ある映画監督の幻影的回想録~」が2025年6月からと、大忙しの実力派。
高橋海斗さんは、2025年7月からTBS系『DOPE 麻薬取締部特捜課』に出演します。
お二人は初共演、演技力のある俳優さんたちなので期待大ですね。
今回は、『君の顔では泣けない』の映画や、原作者である君嶋彼方さんについてご紹介いたします。
『君の顔では泣けない』映画実写化決定
主演作品を発表させていただきました。
こちらもどうぞお楽しみに✨ https://t.co/Iu6DhgSeqD— 芳根京子スタッフ【公式】 (@YoshineKyoko) May 8, 2025
映画のあらすじ
高校1年生の夏、プールに一緒に落ちたことがきっかけで、心と体が入れ替わってしまった坂平陸と水村まなみ。
「これは何かの間違い」と、元に戻ることを信じてその方法を模索し奔走するが、誰にも言えない秘密を抱えた陸とまなみは、15年経っても元には戻らなかった。
進学、初恋、就職、結婚、出産、親との別れ。
人生の転機を入れ替わったまま経験していくふたり。
しかし30歳の夏、まなみは「元に戻る方法がわかったかも」と陸に告げる。
映画公開日(芳根京子と高橋海斗主演)
2025年11月全国ロードショー。
君嶋さんが、一足お先に映画を観た感想をこのように述べられていましたよ。
一足先に映画鑑賞したのですが、芳根京子さんも髙橋海人さんもちゃんと心の中に自分と異なる性があるのが見えて「すげぇ…」となったし、原作をしっかり掬い取ってくださった映像を観て「俺のイメージを軽く超えてくれている…」となったし、つまりめっちゃいい映画でした!ぜひ!#君の顔では泣けない — 君嶋 彼方 (@kanata_kimijima) May 9, 2025
君嶋彼方(きみじまかなた)について
君嶋彼方プロフィール
君嶋 彼方(きみじま かなた)
1989年、東京都生まれ
明治大学卒業
大学で文芸サークルに入り、小説を書き始める。
卒業後は就職と転職を繰り返すかたわら、創作を続ける。
代表作
『君の顔では泣けない』(映画化)
『夜がうたた寝してる間に』
『一番の恋人』
最新作『春のほとりで』に収録されている3つ(赤字)が、入試問題や問題集に使われています。
走れ茜色 「俺と同じ人を好きな君。だからこの嘘は、絶対に隠し通す」
樫と黄金桃 「小学生時代の忘れたい過去。あの子だけがそれを知っている」
灰が灰に 「屋上で出会った不良。ある日、彼に屋上に呼び出されーー」
レッドシンドローム 「偶然見つけてしまった親友の裏アカ。一体どうしてこんなこと」
真白のまぼろし 「初めて漫画を描いていると話せた友達。一緒に描こうと決めたのに」
青とは限らない 「唯一心を許せる男友達。男女の友情って成立しないの?」
『春のほとりで』内の「真白のまぼろし」が入試問題と問題集にそれぞれ使われたみたいです。これで同著から「走れ茜色」「灰が灰に」に続く3作目の引用です。
ここまで来たら全作いってほしい!と思うけど「レッドシンドローム」はなかなか厳しそうだな〜— 君嶋 彼方 (@kanata_kimijima) March 9, 2025
『春のほとりで』収録の「真白のまぼろし」が入試問題に使われました。本作が問題として使用されるのはこれで三度目になります。人気だな真白!
— 君嶋 彼方 (@kanata_kimijima) April 2, 2025
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『君の顔では泣けない』原作の口コミ
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原作は、2021年9月に発売された君嶋彼方さんのデビュー作。
第12回「小説 野性時代 新人賞」を受賞し、発売前に重版が決定するなど、大きな注目を集めました。
この本を読まれた方の口コミがこちら。(ネタバレ注意)
いわゆる、男女入れ替わり物語。
しかし、今作の特徴は“戻らない”点にある。少なくとも冒頭部分で、“戻らない”ままかなりの時間が経過している。
この発想はなかった。主人公の男女はこれまでとは全く別の人生を過ごし、結婚、妊娠、出産も経験する。
単なるシチュエーションものを超え、男女の生き方の違いに気づく一冊。
特に、この状況に対する男性と女性の対処の違いにはハッとさせられた。男女それぞれの心理を深く描ける作者の技量に驚かされる。また、文庫版収録の別視点の話は必読。
本作の見え方がガラッと変わる文庫版をおすすめしたい。———————————————————————————————-
自分の体を、自分ではない誰かのために生きるというのはどんな感覚なんだろうか。
その誰かのためだけに失敗しないように人生を生きることは、あまりに果てしないことではないのかと苦しかった。
自分の家族と、もう二度と家族として関わっていくことが出来ないという悲しみ、絶望、喪失感に心を抉られ、読後も1番考えさせられたテーマであった。優しく笑いかけてくれる母。しかしそれはあくまで他人として向けられるもので、かつて自分に向けられた笑顔が自分に向けられることは永久に無い。
元の自分として、家族として、父や母、弟に会いたいという主人公たちの悲痛があまりに鮮やかに描写されていく。
最後に2人が元に戻れたのかは明記されていないが、どちらが幸せなのかと考える事は野暮なのかもしれない。
まとめ:君島彼方と映画に注目
君嶋彼方さんの小説『君の顔では泣けない』が、芳根京子さんと高橋海斗さん主演で映画化されることが決まりました。
2021年に作家デビューし、そのデビュー作が今回映画化ということです。
わたしは原作をほぼ読まないのですが、読んだ方のレビューを見るとすっごく読みたくなってしまいました。
こんなに切ないストーリーを主演のお二人がどう演じるのか、期待しかありません。
映画館で絶対に観たいと思いました。
また、最新作『春のほとりで』は入試問題や問題集に使われているようです。
特に学生さんは読んでみるといいのではないでしょうか?
以上、ゆいほがお伝えしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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