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兵庫県の斎藤知事の、不信任決議が出ました。
この方は事実としていったい、何をしたんでしょう?
石丸伸二さん絡みから知ったYouTubeチャンネルの「リハック」が今回もやってくれました!
リハックの高橋さん、石丸伸二さん、斎藤知事の側近である県議会議員の門隆志さんの3人で今回の兵庫県知事事件について語ってくれました。
石丸伸二さんが入ることで、わたしでも「なるほどね」と理解ができましたよ。
斎藤知事はパワハラ、おねだり気質などよくないウワサばかり耳に入ってきます。
それでも辞めようとしない斎藤知事は、いったい何者なのか?
本当はどういう人で、事実として何があったのか?
ぜひ一緒に頭の整理をしませんか?
兵庫県知事の事件振り返り
★2024年3月 兵庫県の県西張県民局長の方がパワハラなど国の疑惑を内部通報、内部告発する文章を報道機関とかに送付。
知事がその存在を把握し、知事と幹部職員が対応を協議、内部調査。
県が男性職員の方から公用パソコンを押収。男性は文書の作成を認める。
県が県民局長を解任、知事は会見でこの告発を「嘘八百」という風に否定した。
★4月4日頃、男性職員が県の公益通報制度を利用して内部通報をした。
県は弁護士に相談した。(攻撃通報には当たらないという見解)
★コーヒーメーカーなどいろんなおねだりをしているんじゃないか?と議論。
★5月 内部告発文書の確信的な部分が事実はないとして、内部調査結果を発表。
男性職員は停職3か月の懲戒処分。
★7月 男性職員が自ら命を絶つ
★百条委員会が設置、86名全員が賛成して不信任決議が議決された。
百条委員会ってなに?
自治体の事務に関する疑惑や不祥事を調べるため地方議会に設置される。地方自治法100条に規定され、議会の議決に基づき調査実施を決める。国会の国政調査権に対応する強い権限があり、関係者の出頭や証言、記録の提出を請求することができる。
ここから石丸さんと門さんのやりとりになります。
石丸氏の疑問:百条委員会の結論はまだ出ていない
石:不信任決議が出た。もし解散ということになったら、百条委員会は打ち切りになるの?
門:はい。百条委員会も解散になると思います。
石:百条委員会の結論を待つわけにはいかなかったの?
門:百条委員会を、維新の会は6月の議会で反対した。
自民党の方々は、ご遺族の意向もあって前のめりだった。
12月の百条委員会の結果が出てから不信任案を出すという話もあった。
しかし、来年度予算に向けて事業の優先順位をそろそろ決めていく判断をしていく時。
12月議会になるとさすがに遅いかな~。というような判断だったのではないか。
維新の会としては、百条委員会より「第三者調査委員会」。
弁護士3人プラス補助の弁護士3人の6人で、すでに「第三者調査委員会」というのが立ち上がった。
議会が解散しても第三者委員会は別枠で動いているので、真相究明はそちらの方が向いてる。
ただ3月末までに報告書記者会見も含めてという契約になっている。
3月末という部分でスケジュール感がどうなのかな?というのもある。
石:真相が明らかになっていないけど、不信任が可決に至った理由は?
門:維新の会は、9月9日に辞職の申し入れをし、出直し選挙で新たに民意を問うてほしいとお願いをした。
9月12日自民党やその他会派が知事に辞職の申し入れをした。
9月19日に9月の定例会が始まるので、その前日までに辞めてほしいとお願いしたが叶わなかった。
今日の不信任決議の賛成討論が、ひたすら知事の悪口になってきつかった。
たぶん知事がいちばんしんどいからメンタルが心配。
賛成討論なんていらなかったかなという気になった。
石:7~8月は辞任の要求も起きず。百条委員会が始まったからかなと思っていたが、百条委員会は関係のない話だったという整理でいい?
門:8月23日職員から話を聞いた。
30日知事に証人としてきてもらった。内容を認めた部分は
・大きい声を出した
・机をたたいた
・付箋を投げた
その後、3月の公益通報で知事の事が書かれているにも関わらず、知事が告発者の探索を命じたことを認めた。
当初、告発文を「怪文書」という認識がどっかにあった。
実は告発者を探索することもなく「あの人が書いたんだろうな」とわかっていた。
実際その通りの人で話を聞きに行ったら「パソコンみていいよ」というので見たら、現物に似た文書があった。
告発者の探索というより「職務専念義務違反」というところがスタート。
何人かの公用メールを過去1年分調べていた。(スタートの時点で間違えてるのかなぁ?)
どこかの段階で法の趣旨とズレていると気づいて、知事が謝ってくれていたらよかった。
しかし最後まで知事は裁判になっても「真実相当性に欠ける」「誹謗中傷性が高い」ということで耐えると言った。
ある段階まで信じていたが、百条委員会での証言を聞いて「そうでもないかなぁ」という判断にいたった。
維新の不信任はつまり、百条委員会の中で事実確認がなされていった故の結論・判断
メディアの悪い癖
今回の事件、人が2人もお亡くなりになっているのに、維新がなかなか不信任に動かないことに、なにか理由があるのだろうと。
そこを高橋さんが深堀していきました。
まず門さんは、7月7日都知事選の投開票日に、告発文を出した元局長がお亡くなりになった。
その前にも一人亡くなられているが、遺族の意向で49日後に公表。
それを「隠ぺい」と報じられた。(門さんはそれは違う!と)
他にもこのようなことがあったようです。
門さんがデマだと思った
メディアの報道。
・姫路の浴衣祭り。知事がいろいろ注文を付けて揉めて、出禁になった。
→事実は、「今こんな状況になっているから、今年はご案内しなかった。」
・維新の事務所が大雨の影響で何度か水浸しになった。
知事が現場に行ったとき、ヘルメットをかぶっていなかった。
「知事は髪型を気にしてヘルメットをかぶらなかった!」
→事実は
この時は報道陣が多く、すべての人に配るヘルメットがなかった。
だから他にもかぶっていない人がいたし、それは写真でもわかる。
結果として知事は「ヘルメットがいらない場所で会見をした」
・閉まっているジェラート店を無理矢理開けさせた。
→インスタ見たら普通に営業していた。
石丸さんの報道の感想
「こんなことがあったんだよ」と全国にまき散らすだけの極めて非生産な報道だったな、という感想。
・「おねだり」「パワハラ」などの言葉がセンシティブで響きやすい。
(あ、メディアがまた乗っかってるな)
たぶん、いろいろ改革をした知事のようなので反発も多かったかもしれませんね。
職員のグチに尾ひれがついたりして出回った内容も多い気がします。
それが偏向報道につながったりもしてしまったような印象があります。
石丸さんぐらい、メディアに対してバッサリと
「自分は言っていない、やっていない」と言える方ならよかったのにね、とも思いました。
不信任決議するほどの理由は?
メディアが煽るせいで、おねだりとか、20m歩かされて怒ったとか。
そういうわりとどーでもいいことが話題になっているけれどもそうではなくて。
「公益通報者保護法」の趣旨を県が法令解釈を一定できる中で運用が甘かった
維新もやっぱりこれはダメだろう~という判断のようですね。
メディアの報道も、ここに絞って深堀していけばいいんじゃないかとずっと思っています(石丸)
そうですよね、最近のメディアって週刊誌とかワイドショーみたいな気がします。
問題の本質を捉えて報道してほしいなぁ。
知事が説明しない、辞めない理由(推測)
政治家生命を考えるなら、出直し選挙もある。
ラクになりたければ辞職もある。
なぜ辞めないのか?これはわたしも不思議でした。気になりますね。
推測でいいので、と門さんと石丸さんに質問したら
門「全然わからないです」
「定例会では時間を切ることなく、知事は立って報道陣は座って質問に答えてる。
知事なりに答えようとしているんだけど、話がかみ合わない」
「記者の質問に対してはぐらかそうとか、論点ずらそうとかは見ていて本当にないのに、かみ合わない」
表情も姿勢も崩れない知事。
わかりにくいタイプみたいですね。
これを受けて石丸さんの意見は
石丸「両方に責任があるということを忘れてはいけないが、質問が悪い。」
「メディアが答えを誘導しようとするけど、そうじゃないって言ってるじゃないですか」
となってしまう。これは一般論としてある。
なぜ辞職しないと思う?
なぜ辞職しないと思います?との質問に対する石丸さんの推測はこちら。
「何か自分の中で優先することがある(端的に言って)」
「お金とか権力にしがみついているとは思えない」
知事は就任してすぐ、退職金50%カット、給与と期末手当は3割カットをやっている。
権力にしがみつくほどの旨みもない。
「政治家としてのポリシー」なのかな?
門さん、石丸さんのまとめ・感想
門さん
不信任の賛成討論をすべきではなかった。
全員賛成してしまうと、知事のメンタルが心配。
不信任は二度とやりたくない。
もっとうまいことできなかったかなぁ。
どの道、県政が止まるということに対して市民にお詫びしたい。
この方は知事を嫌いにはなれない人なんだろうなと思いました。
言葉の端々で、ずっと知事のメンタルを心配してて。
信じたかっただろうし、賛成討論の悪口大会でとても門さんが傷ついた印象です。
やさしい方なんでしょうね。
石丸さん
メディアも世論も我々国民も、感情に支配され過ぎ。
外野が必要以上に騒いでしまうことで、問題解決を困難にしてしまう。
理性を十分に働かせないといけない。
まとめ:斎藤知事がやらかしたこととは
リハックはタイムリーに、まさしく今知りたい人との対談が多いので尊敬しますね。
石丸さんが対談に入ることで、情報を整理してくれるので、何に注意すればいいのかもわかりやすいです。
今回ずっとよくわからなかった兵庫県知事事件ですが。
「公益通報者保護法」の運用の甘さ
これが不信任になるほどの問題でした。
ほかに細かいパワハラもありますが、それが不信任につながるほどのものではありません。
実際職場でパワハラを受け続けたわたしにとって、職員さんに感情移入しかけてしまうんですね。
そうすると論点がズレてきてしまう。
違法性がどこにあったのか。冷静に見分けなければなりませんね。
感情ではなく、事実何をやらかしたのか?
メディアは事実を追ってほしいですね。
感情を煽ることで視聴率が稼げるのかもしれないけれど、報道の本来の目的を思い出してほしいなと思いました。
そしてわたしたちが流されないように!
わたしたちひとりひとりが、情報収集に対して賢くなりましょう。
以上、ゆいほがお伝えしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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