勉強もするけど「アウトドアが満喫できる高校」があったら、あなたは通いたいですか?
6月9日放送の「ナニコレ珍百景」では、屋外授業だらけの高校ということで
北海道日高高校が紹介されます。
日高高校は定時制ですが、昼間はラフティングやスキー・乗馬に山菜取り。
リバーレスキューなどもやる、自然の中で思い切り遊べる高校です。
北海道の日高町と言えば、競走馬の生産・育成牧場が有名ですよね。
わたしが初めて乗馬を体験したのも、日高でした。
自然豊かな日高町。
その環境にある日高高校について、調べてみました。
とても魅力的なので、ぜひ最後までお読みください!
北海道日高町
日高町(日高地区)は北海道の尾根、日高山脈に抱かれ、沙流川に沿った原始性の高い渓谷と森林に覆われた高原の町です。
互いに隣接していない日高町と門別町の2町が合併した町。
山の恵み・川の潤い・海の幸・牧場のやすらぎが融合している、それが日高町です。
日高のししゃもや、日高昆布などの特産品もありますよ。
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北海道日高高校
北海道日高町立の普通科夜間定時制高等学校 です。
定時制は4年で卒業の学校が多い中、日高高校は
昼間に町教委が主催する『日高町産業学習』を受講することで、3年間で卒業することができるユニークな学校です。
日高高校のアウトドア授業(産業学習)
日高高校で行われているアウトドア系の授業。
それは日高町教育委員会が主催する「日高町産業学習」のことです。
人材の育成を目指しています。
「産業学習」年間カリキュラム
日高高校のパンフレットから調べました。
「スキーコース」と「アウトドアコース」が選べるようです。
5月 山菜取り体験・ラフティング体験
6月 乗馬体験・リバーレスキュー・救命講習
7月 ひだか樹魂まつり参加
8月 キャニオニング
9月 ラフティング体験・登山
10月 スキーチューンナップ講習・ホーストレッキング
11月 日高地区町民文化祭参加・日高地区スポーツのつどい参加
12月 町外スキー研修
1月 スキー実技・SAJデモスキー講習・スキーボランティア
2月 スキー実技・SAJデモスキー講習・基礎スキー大会出場
3月 基礎スキー大会出場(スキーコース)・町外スキー研修
一言でいえば、「究極の川あそび」
川の上流部で行うウォーターアクティビティの一つで、舟などに乗らずに自分の体で川下りを楽しむスポーツです。
スキー板の滑走面、及びエッジに対するメンテナンスのことであり、これをすることによりスキー板の状態を良くし、本来の性能を発揮しやすくするための作業です。
日高高校の寮
定 員:47名
★居 室 洋室(約5畳)47室 ※完全個室制
★共用施設 食堂、浴室、洗顔洗濯室、談話室、トイレ
★食 事 1日3食提供(長期休業期間は閉寮となります)
★寮 費 月額 45,000円(令和5年度実績)
舎監の常駐、赤外線センサー等の設備の導入など、セキュリティーにも配慮されていますよ。
入学後をリアルにイメージしよう
テレビの放送を見ると、子どもたちはとても楽しそうでした。
しかし親の目線で見ると、かなりハードなことをしているとも思えます。
相手は自然です。何が起こるかもわかりません。
我が子なら、アクティビティが終わったら絶対勉強する気にはならないでしょう。
例えるなら、遠足から戻ってそこから授業と部活のような生活ってことですよね?
相当ハードでしょう。
我が子なら、帰って寝たい。
その一択だと、容易に想像ができます。
体力、精神力が鍛えられることは確かですが、卒業まで果たして持つのか?
しっかりとそういう部分を、学校説明会などで、生徒さんや保護者さんの生の声を聞いてから出願してほしいなと思いました。
晴れて卒業できた人は多分、かなり自己管理能力が高いような気がします。
またメンタル面でも大抵のことは(もしかしたら)
「自然と向き合うことに比べたらたいしたことないな!命を落とすことはないし」
と思える境地にいるかもしれませんね。
そういった肝の据わった人はとても魅力的です。
社会が欲しがる人財になるでしょうね。
卒業まで頑張れる覚悟がある方は、ぜひ日高高校を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
補助が多い日高高校の学費
わが子が日高で一人で頑張りたい!と言い出したら?
親は応援したいし、心配でしょう。
まして道外の方なら、北海道の寒さをどこまで想像できるのか・・・
なにより、普通に自宅から近い高校とはわけが違う!
行かせたいけど、学費や生活費は?が、切実な問題ですよね。
これが日高町はありがたいことに、補助が多いんです。
ビックリな金額ですよ!
いわゆる普通科の高校と考えた時の、入学金やPTA会費、積立金、制服、授業料などなどありますよね。
それが高1で約15万円。
10万近く出費したよ~。
産業学習も寮費の45000円(年額54万)を入れて、年額57万。
ただ自己負担が追加であります。
それはスキーウエアなどですね。
正直、スキー用具一式そろえると、それなりの額にはなると思いますが。
●日高町の支援対策事業
保護者の負担軽減や学校への財政支援を行うことにより、生徒数の確保と教育振興を図っています。
①制服購入補助 制服購入費の1/2補助 ②修学旅行費補助 修学旅行参加費の1/2補助 ③教科書・ワーク支給 教科書・ワークの無償支給 ④全道・全国大会出場補助 移動費・宿泊費・参加費の補助 ⑤夜間給食補助 夜間給食費の1/2補助 ⑥資格・検定補助 規程に定める検定料の全額補助 ⑦進路対策事業 模試代・学習ソフト使用料の全額補助
北海道日高高等学校 詳細
【住所】北海道沙流郡日高町松風町1丁目116-2
【電話】01457-6-2626
【アクセス】
●千歳空港から JRとバスで/約1時間20分
●札幌駅から JRとバスで/約2時間
●旭川市と帯広市から車で/約2時間
●富良野市から車で/約1時間
移住相談会が東京であります
【6/15(土)北海道移住相談会2024(東京)に出展します!】
本気で移住をお考えの方向けに担当者とじっくりお話ができる相談会です。
入場は予約制となっておりますので下記のリンクよりお申込みください。
東京・有楽町の東京交通会館にて、皆様のご来場をお待ちしております!https://t.co/KFXt91P92C pic.twitter.com/TBi21IDox5— 北海道 新ひだか町 (@shinhidaka) May 19, 2024
自然の中で伸び伸びと暮らしたい。
もしくはわが子が日高高校に興味を持ったようだ、という方へ。
移住の相談会が6月15日、東京で開催されます。
お話を聞いてみるだけでも、いかがでしょうか?
頭で考えたり、ネットの情報をかき集めるより、やはり住んでいる人の生の情報が大事ですよ。
【ナニコレ珍百景】北海道日高高校でアウトドアを満喫!学費や寮は?(まとめ)
日高高校は定時制ですが、産業学習に参加すると3年で卒業できます。
いちばんの魅力はスキーやラフティング、乗馬などを体験できることでしょう。
寮もあるので、遠方の学生さんでも大丈夫。
日高市は補助が多いので、経済的負担も少ないと思います。
ただアウトドア系の授業の頻度がどれぐらいかわかりませんが。
思い切り体を使って疲れてからの、授業。
体もメンタルも相当鍛えられる生活になることでしょう。
日高高校に興味のある方は、楽しい面ばかりではなく。
厳しい日々になることも理解した上で、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
以上、ゆいほがお伝えしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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