【再生の道】都庁も医師会も非効率?シゴデキはスピード感を考える(練馬区前半)

石丸伸二
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再生の道、3次選考。練馬区前半は、専門性が見事にバラバラな回で面白かったです!

銀行(海外)やメーカー、都庁でも少し働いていた大賀さん。

大学1年で塾を起業した、教育に並々ならぬ熱い思いをお持ちの浦野さん。

若くして医者と病院長を同時にやりつつ、母親でもある上間さん。

金融か、教育か、医療か。

3次選考で選ばれる人は「議論できる人」

そういう目線でも、ぜひ面接をチェックしてくださいね。

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面接の様子や感想

練馬区:面接官あり(20時~)

大賀裕三(おおが ゆうぞう)さん

お父様が教師、自身は4人兄弟の末っ子。
教育に熱心な家庭環境。
4人とも幼稚園~高校まで同じところへ。

大学は国立縛りということで、どこの国立かを考えて京都大学へ進んだそうです。

大学も銀行も、石丸さんの大先輩でした。

大賀さんの経歴・職歴
・昭和32年生まれの67歳
・愛知県出身(高校まで)
・京都大学卒業
・東海銀行に入行(30年)
 10年間の海外駐在ほか。
 合併が多く、退職した時は「三菱東京UFJ」
・メーカー勤務(12年)役員として経営に携わる
・定年後、都庁で5カ月間勤務。

銀行員時代の達成感、やり残した感はありますか?

達成感はないが、満足感はある。
得難い経験をいくつもできた。(海外など)

ただ銀行員として、何か残せたかな?と考えると頭に浮かばない。
それが、やり残した感。

政治で「何かもっとできるかも」がありそうですか?

小池都知事の記者会見や、都議会のインターネット中継を見ている。

「ちょっと短絡的」
意見があって結果があると、シンプルになりすぎ。

なにかやるなら仮説を立て、なぜこれをやるのか。
これがこうなって、東京都の、ひいては日本の持続可能な未来のために役立つんだ。

そういった絵を国民・都民に見せないと透明化とは言えないのではないか。

だから、「再生の道」を知った時「やりたい!!」って思った。

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浦野仁(うらの じん)さん

大学1年生のときに、学習塾ユメジュクを立ち上げています。

浦野さんの経歴・職歴
・福岡県出身の29歳
・高校卒業後、3年間フリーター(旅人)
米国経営大学院HULT卒業
 国際経営学修士
・(株)Blooo 元代表取締役 
・(株)日本守環 元代表取締役 
・(株)ユメジュク 代表取締役

ご自身のモチベーションはどこから湧いてきたと思いますか?

誰かのために何かをしたい。

10~15年前のご自身(中高に通っていた)に声をかけるとしたらどんな内容になりますか?(じぶんのような子供がいるとしたときに)

いろいろ経験してほしいから、家にこもっていないで外に出ろ。

家にこもるなら、本を読んでほしい。マンガでもいい。
何かしら外部の情報を入れてほしい。

いろんな経験をし、いろんな人の話を聞いてほしい。

それで完結するのではなく、その上でじぶんが何を思ったかちゃんと内省してほしい。

何にむかついたのか、嬉しかったのか、悲しかったのか。
そこにじぶんの根源があるよ、だからそれを大事にしてじぶんが行きたい道をじぶんで定義してくれ。

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上間貴子(うえま あつこ)さん

小学1~2年ぐらいの頃。
NHKの大河ドラマ「いのち」で女医の一生を見て、医者になりたいと思ったようです。

上間さんの経歴・職歴
・幼稚園の頃から医者になりたかった
・中央大学法学部入学
・医者の夢を諦めきれず琉球大学入学
前橋常南病院の病院長(4年目)

若くして病院長を務めることになった経緯はというと。

先輩が経営困難だったこの病院をM&A、病院の立て直しをお願いされます。
理由は、医療観とコミュ力。

結果、上間さんは医師と経営を同時に担うことになりました。

ドラマやマンガで知る限り、医師は権力争いが好きだなと思う。
実際病院長になって大変じゃなかったですか?

いちばん自分が下っ端(年齢)なので、プレーヤーと経営両方することが大変だった。

先輩医師たちに敬意を払いながら働くということはあるが、権力争いなどの苦労はありません。

大学病院の頃はありました。

出産2日前まで働いたり、子育てと仕事の両立、大変じゃないですか?

両立は並大抵ではない。
産後56日間休んだら、院内の保育所に預けて働いた。

仕事がひと段落ついたら医局で仕事になるので、そこに赤ちゃんを連れて横でパソコン作業をしていた。

こういう働き方は、後輩には要求したことはない、しない。

しかし病院は女性の職場になるので、どういう風に両立していくか相談に乗って、長く勤めてもらうように工夫している。

ゆいほ
ゆいほ

すごすぎる。頼もしい!

政治において医師会は大きなパワーを持っている存在。そこに対してどう思う?どう向き合う?

仲は悪くないが、仲良くもない。

医師会の仕事は、じぶんがやりたいことに比べて重いし、スピーディーではないと思う。

なぜ単純にこの仕事をするのに、いろんな調整が入るんだ?

自身で思ったことをやりたいなら、医師会を通すと思ったような改革やスピード感は持てない。

だから医師会を通しての政治参加は考えていない。

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進藤虎太郎(しんどう こたろう)さん(面接官)

中央大学法学部の1年生。
性格的に新しいコミュニティに入っていけないそうです。

ぼく(石丸)からのアドバイス。

友達どうやって作ればいいんだろう?と思っている人は多いと思う。

多くの人が受け身になりがちなので、じぶんから話しかけるリスクを取ってほしい。

大賀さんへの質問

東京都の国際教育の仕事に就かれたのはなぜ?

定年したがやり残した感が強くて、じぶんの経験を活かして何かしたいなと思った。

浦野さんへの質問

やるきのない生徒の成績以外でモチベーションを上げる方法は?

何のために勉強するかが明確じゃないから、勉強しない。

きみの夢はなんだ?を定義してから、逆算していく。
なにをすべきかを見せて、「これやるかい?」って言う。

それで成績を上げている。

教育(家庭・公教育・塾)に力を入れておられるが、都議を終えたらどの教育にさらに力を入れたいですか?

大人の教育。
今の大人たちも才能を活かせていないと思っている。

笑顔で働けていない、くすぶっている。
だから日本の経済が悪くなっていると思う。

大人の能力開発をして、適材適所に送り込む。
そういうサービスをやろうと思っている。

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上間さんへの質問

社会に還元とは、どんな感じのことだったんですか?

最初の還元は「ありがとう」ということばだった。

患者さんが治って、ありがとうって言ってくれる。
そういう小さいこと。

今はもう少し幅の広い還元を考えている。

都議になった後も、医師を続けるのですか?

管理職は法律的におりないといけない。

でも医者は続けたい。
病院の立て直しが上手く行っているのは、プレーヤーとマネージャーが直結しているから。

まとめ

3人とも熱い思いを持った候補者の方たちでした。

大賀さんの安定感、人生経験値、キャリアは即戦力だと思います。

浦野さんの教育への熱い思いは、すごく伝わってきました。

わたしも似たような考えなので、若くして実際に行動に移していることが素晴らしいと思っています。

島部の奥村さんなら若者同士ですし、教育についてエンドレスで語り合えそうな気がしましたね。

上間さんの慎重なことば選び、端的な話し方、意思の強さ、タフさ、コミュ力。

医師であり母であり、医師会のこともわかっているという面でも、議論をしたら強そうな印象でした。

個人的には都議にいてほしい方だなと感じます。

石丸さんの答えはいかに?
合格発表は16日18時から!

以上、ゆいほがお伝えしました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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