【中学受験】本番に強くなるためにしたこと。子どもの性格を見極めて。

中学受験
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二月の勝者に向けて、中学受験が本格化してきますね。

子どもの話を聞いて、改めてわかったことがあります。

それはどれだけお子さんの性格(メンタル)を冷静に分析できているかということ。

そこを見ずに、偏差値や学校の良さで選んでしまうとミスマッチが起きてしまいます。

結果、受かっても子どもが苦しむことになりかねません。

それは就職試験でも、アルバイト先選びでも一緒です。

今回は、子どもの話を聞いて気づいたことを書いておきます。

来年度以降受験する予定の親御さんには、ぜひ知っておいていただきたいなと思いました。

合否より、納得できる受験ライフを送れますように。

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成績は同じ。プレッシャーに対する性格の差

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超成績優秀なお友達A君と、わが子と成績が同じぐらいのB君がいます。

A君と一緒に勉強をしたくて、3人でやったり、A君とどちらか、というスタイルでここまできました。

でも受験が近づいてきてから、A君がB君とふたりで勉強することを避け始めたのです。

その理由を子どもが教えてくれました。

なるほど・・・親はそこまで気づかないかもな、と思ったので、みなさんのお子さんがどういうタイプか。

子どもといろいろ会話して早めに理解し、対策を練っておけたらいいのかな、と思いました。

上位にいることで安心するタイプ

B君は優秀なA君と勉強すると、自分の出来なさに落ち込むタイプだったようです。

A君もそれがつらくなったのかもしれませんね。

そういう時はわが子を呼んで3人で勉強したそうです。

そうするとB君は、自分より下の友達がいることで自己肯定感が増し、頑張れるタイプだったようです。

下剋上を狙うことにワクワクするタイプ

わが子の性格は「チャレンジャー」

兄弟の末っ子で、何を頑張っても勝てない環境で育ったせいか下剋上に燃えるタイプです。

A君の学力は別格だと思っているので、自分の出来なさに落ち込むこともありません。

とにかく力を貸していただき、彼から学べることはすべて吸収してやる!という勢いです。

だからか、A君も息子と二人で勉強するのが日課になりました。

親としてはそれがとてもありがたかったですね。

まるで「二月の勝者」の島津君と上杉海斗君のような関係性です。


 

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プレッシャーを克服するには「慣れ」も大事

プレッシャーにどう向き合うタイプなのか。

子どものその部分は、早めに知っておいた方がいいと思いました。

スポーツをやってきた子なら試合で経験していると思うので、わりと経験値はあるのかな?

習い事をしていなくても、学校生活でその「慣れ」のチャンスはあります。

わたしが子どもたちに勧めて、子どもたちも実行してきたことはこちらです。

参考になればと思います。

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「長」とつくポジションに立候補する

もしプレッシャーに弱いのならば、6年生になるときに思い切って「長」と名の付くものをやる!

委員会の委員長、クラブ長、運営委員長、応援団長などなど。

そのようなポジションを経験することで、苦労もありますがその克服が自信となると思います。

その経験が「やればできる」につながるのではないでしょうか。

4年の前期は「代表委員」に立候補する

何もしていなかった子が、いきなり6年生で「長」と名の付くものに進むのは怖いと思うかもしれません。

立候補しても、多数決で経験のある子に負けるかもしれません。

そのような理由からわが子は
小4の前期で、代表委員に立候補するように勧めていました。

理由は、代表委員が何をするのかよくわからない、一発目であり。

安心を求める子は、まず立候補しないからです。

慎重な子は前期の子の様子を見て、できそうかなと思ったら、後期に立候補してきがちです。

もし前期の子の働きがとても良ければ、後期の子は比較されむしろハードルが上がります。

前期は何もわからない分、比較されることもなく。

立候補して落ちても、後期にもう一度立候補するチャンスがあります。

一度受かって委員を経験すると、5年生以降もだいたい同じ顔触れでした。

これが自信につながります。
結果、6年生になった時に「長」と名の付くポジションへも進む勇気が持てます。

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検定試験を受ける

わが子全員、小1から漢字検定を受けさせてきました。

理由は「場慣れ」です。

親がいない、説明するのも知らない先生。

会場も知らない場所という中で、きちんとお話を聞いて理解し、テストを受ける。

この緊張感を早めに経験させておきたいと思いました。

漢字は暗記ですから、習っていなくても独学でやれます。

これが英検や数検だと、ちょっとハードルが高いかなと思いました。

この漢検のおかげで、末っ子は国語が苦手科目ですが漢字だけは得意です。

習い事をする(発表の機会がある)

わが子たちは運動系の習い事や部活をしてきました。

当然試合があるので、そのたびに緊張はしていました。

個人競技なら、勝ち方も負け方もすべて自分の責任です。

団体競技なら、みんなの足をひっぱらないように!というプレッシャーがあります。

これも数をこなしてくると、市の大会も県大会も同じ感覚になってくるというか。

慣れなんでしょうね、どんな試合であれベストを尽くすのみ。

受験で言えば、模試も本番も同じということです。

学校選びは「入学後」をイメージして

わが家は「学校名」では学校選びをしていません。

つまり、入学出来たらすごい!と言われるような学校がいいとは思っていません。

それは他者の評価であり、本人にとっていいかは別だからです。

背伸びした学校を選んで仮に合格しても。

ついていくのに精いっぱいで、成績が底辺にいるのはもちろんイヤです。

入学時に真ん中あたりでいられるぐらいが、きっと合うタイプ。

油断すればすぐに順位は落ちるし、頑張ればどんどん上がっていく。

同じぐらいの子が多い中で切磋琢磨することが快感というか、達成感というか。

わが子のモチベですね。

でももしB君みたいな性格ならば。

高校でいえばワンランク落として受かり、トップクラスにいることで安心し。

指定校推薦なり推薦で大学を狙った方が結果的にはいいのではないか、と思いました。

優秀な子がハイレベルな高校に受かり、ついて行けずに不登校になっている子もいます。

合格がゴールではない、ということを改めて親が理解しておかないと苦しむことになると思いました。

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「本番での発揮力」が大事

受験を経験し、つくづく感じたことがあります。

どんなに塾で成績が優秀な子も、絶対受かるだろうと言われている子も。

「まさか!」がありました。

自己採点して受かったな、と思っていた子が残念な結果になってしまったり。

合格したけど、わかるはずの問題で頭が真っ白になってそこは白紙だったり。

いかに当日、平常心でいつも通りのノリで受けることができるか。

一言で言えば「本番に強いタイプ」か、が問われるんだなと思いましたね。

幸いわが子たちは本番に強いといっていいのか?

「今日本当に受験だよね?全然そんな気しないなぁ~。こんなんで大丈夫かな」

3人ともこんな感じでした。

わかってないのか、やりきった自信なのか?

本人も親もそこはわかりかねますが、ただ落ち着いていました。

だから試験でも変に焦ったりせず、淡々と模試のように解く。

力が抜けてていいような、親としてはむしろ不安なような・・・ですね。

まとめ:受験本番はメンタル勝負

中学受験は、まだ12年しか生きていない子どものチャレンジです。

第一志望に受かる割合が3割と言われる、厳しい世界。

そこにチャレンジして受かるには、最後は「メンタル」なんだなとつくづく感じました。

受験するという選択をしたこと、当日まで頑張りきったこと、それだけでもすごいと思います。

そして落ちたらどうしようという不安を乗り越え、実力を出し切る「本番力」。

これは口でいくら教えたところで、難しいものです。

本番で力を発揮できる子になるためには、普段からちょっと今の自分より上の事に挑戦する機会を作る。

そして困難に勝つための練習をする。
勝っても負けても、何かしら学びはあるはずですから無駄にはなりません。

失敗は悪くない、怖くない、失敗を失敗として終わらせない。

それを教えておくことが必要なんじゃないのかなと、わが子3人の受験を通してしみじみ感じました。

以上、ゆいほがお伝えしました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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